ホームページを作ってもらうことは決めた。
でも、頼めそうな会社は知り合いの紹介で1社あるだけで、その見積もりが高いのか安いのかも分からない。
そんな小さな会社や個人事業主の方には、比較ビズでホームページ制作会社5社から見積もりを取るのをおすすめします。
利用は無料で、見積もりを取っても契約する義務はありません。
参加してほしい会社の数を決められて、制作会社からの電話での提案も断れます。
ただし、次の方には合いません。
- ホームページを自分で作りたい方
- 頼む会社がもう決まっている方
- 名前を出さずに、相場だけ知りたい方(匿名では頼めません)
相場だけ先に知りたい方は、ホームページ制作の費用と相場|100万円かかるは昔の話?から読んでみてください。
比較ビズは、どんなサービス?
比較ビズは、1回の問い合わせで、条件に合うホームページ制作会社に一括で見積もりを頼めるサービスです。
運営は株式会社ワンズマインドで、公式サイトの表記では、発注者は累計18万社、受注者は12,500社以上です。
仕組みで押さえておきたいのは、「紹介」ではなく「挙手制」だという点です。
比較ビズが会社を選んで割り振るのではなく、依頼の内容を見た制作会社のうち、対応したい会社が手を挙げて提案してきます。
発注する側が無料なのは、掲載している制作会社が毎月の広告費を払っているからです。
依頼する側に、紹介手数料や成約手数料がかかることはありません。
比較ビズは、成約手数料を取る紹介会社だと、制作会社がその分を見積もりに上乗せする可能性がある、とも説明しています。
これは比較ビズ自身の説明ですが、制作会社が払うのが月額の広告費だけなら、1件の見積もりに上乗せする理由は小さいと思います。
(出典:比較ビズ ホームページ制作会社の一括見積もり、比較ビズとは、よくある質問。2026年11月5日に確認)
評判を調べる前に知っておきたいこと
「比較ビズ 評判」で調べると、上位には、掲載する側(制作会社など)向けの記事がたくさん出てきます。
掲載料はいくらか、仕事が取れるか、解約できるか、といった話です。
これは発注する側の評判とは別の話なので、分けて読んでください。
また、公式ページにある利用者の声は、比較ビズが選んで載せたものです。
「数日で多くの会社から提案が届いた」という声もありますが、どの依頼でも同じになるとは限りません。
私は比較ビズを使ったことがないので、ここからは、公式の説明と、比較ビズが公開している依頼の一覧を読んで分かったことで答えていきます。
見積もりを頼むと、電話はかかってくる?
制作会社からの電話は、断れます。
依頼を出すときに、問い合わせ内容の欄へ「電話での提案は不要です」と書いておけば大丈夫です。
公式の「ご利用の流れ」にも、電話での提案を禁止すれば無駄な営業電話は発生しない、とあります。
やり取りは基本的に比較ビズのメッセージ機能で、提案が届くと登録したメールアドレスに通知が来ます。
とはいえ、「電話が1本もかからない」とは思わない方がいいです。
比較ビズの依頼の一覧には「ヒアリング済」という印があり、運営が発注者の所在や連絡先、登録内容を確かめた依頼に付いています。
確かめ方までは載っていないので、運営から確認の連絡が一度は来るもの、と思っておくと慌てずに済みます。
連絡先などが不完全だと、依頼が承認されずにキャンセルされることがある、とよくある質問にもあります。
お客様情報の欄は、正しく埋めておいてください。
(出典:比較ビズ ホームページ制作会社の一括見積もりの「ご利用の流れ」「よくある質問」、よくある質問、ホームページ制作・Web制作の案件一覧。2026年11月5日に確認)
何社から提案が来る?「上限」の本当の意味

参加してほしい会社の数は、依頼を出すときに5〜30社の間で決められます。
ただ、この数は「上限」というより「目安」です。
目安の数に達したあとで参加したい会社が出てくると、「参加希望申請」として届き、自分が承認した会社とだけ商談できるようになります。
承認しなければ、その会社にはこちらの情報は開示されません。
ただし、設定によってはシステムが自動で承認することもあるので、増やしたくない方は、参加希望申請の扱いをマイページで見ておくと安心です。
では、ほかの人は何社くらいにしているのか。
比較ビズは、届いた依頼の中身を受注者向けに公開しています。
2026年11月5日に、ホームページ制作の依頼の一覧の1ページ目(20件)を見てみると、参加受付目安数はこうなっていました。
| 参加受付目安数 | 件数 |
|---|---|
| 5〜6社 | 6件 |
| 8〜10社 | 5件 |
| 12社 | 6件 |
| 15〜20社 | 3件 |
20件のうち13件が10社以上で、思っていたより多めに設定している人が多い印象です。
それでも、初めて見積もりを取るなら、私は5社をおすすめします。
1社ずつメッセージを読んで、話を聞いて、断るまでを考えると、10社を超えると比べきれなくなるからです。
比較ビズのページでも、最低3社、余裕があれば5社程度の相見積もりを勧めています。
提案は基本的に2〜3営業日以内に届きますが、必ず届く保証はありません。
(出典:比較ビズとはの「ご利用の流れ」、よくある質問、ホームページ制作・Web制作の案件一覧、比較ビズ ホームページ制作会社の一括見積もり。2026年11月5日に確認)
依頼の中身は、どこまで見られる?

名前や連絡先などの「お客様情報」は、実際に対応する制作会社しか見られません。
ただ、依頼の中身は、受注者向けの一覧に公開されます。
一覧を見ると、予算、依頼地域、所在地の市区町村、サイトの種類、依頼の目的などが、誰でも読める形で並んでいました。
会社名は出ていませんが、依頼の目的の欄に「〇〇町で創業50年の和菓子屋です」のように書くと、見る人が見れば分かってしまいます。
会社が特定される書き方は避け、詳しいことは、参加した会社とのメッセージで伝えるのがおすすめです。
(出典:よくある質問、ホームページ制作・Web制作の案件一覧。2026年11月5日に確認)
入力するのは、こんな項目
公開されている依頼を見ると、ホームページ制作の依頼で入れる項目はおおむね次のとおりです。
- サイトの種類(会社のサイト、お店のサイト、求人サイト、通販サイトなど)
- 依頼の目的・背景
- 参考にしたいサイト
- ページ数
- 載せたい主な内容
- 必要な機能(お問い合わせフォーム、予約、決済など)
- オプション(スマホ対応、SEO対策、運用保守など)
- 総額の予算
- 発注状況
予算は「相談して決めたい」も選べて、一覧の1ページ目では半分以上の依頼がそうなっていました。
発注状況も「情報収集の段階」を選べるので、予算も時期も決まっていない段階で出して大丈夫です。
公開されている20件でも、「すぐに発注したい」は6件だけで、「6ヶ月以内の予定」が8件、「情報収集の段階」が4件でした。
「まだ早いかな」とためらうより、今の自分の段階をそのまま選んで出してしまうのがいいと思います。
発注までに日にちが空きそうなら、商談した会社にひと言伝えておくのがマナーです。
断るのは気まずくない?
断るのは、まったく失礼なことではありません。
比較ビズでは、見積もりを取っても、契約するかどうかは自由です。
断り方は、次のどれかです。
- 発注者専用のサポートセンター(0120-964-899)に、提案のお断りを代わりに頼む
- マイページで「依頼しなくなった・他で契約した」を選んで依頼を終え、参加した会社にお断りの連絡を入れる(文面のテンプレートがあります)
- 頼む会社が決まったら、マイページで契約申請をする(新しい会社からの連絡が来なくなります)
提案が多すぎるときは、「今の提案で一度止めたい」で受け付けを止めることもできます。
利用者の声には、断るのもワンクリックで済んだ、という声もありました。
自分で断りの文面を考えなくていいので、気まずさはかなり小さいはずです。
(出典:比較ビズ ホームページ制作会社の一括見積もり、よくある質問。2026年11月5日に確認)
届いた見積もりで、何を比べる?
見積もりがそろったら、制作費の安さだけで決めないでください。
比較ビズのページでも、制作費が極端に安い場合は、毎月の費用がかかる可能性が高い、と注意しています。
私が比べるなら、次の3つを見ます。
- 制作費とは別に、毎月の費用(保守・更新・サーバー)がいくらかかるか
- 契約期間の縛りと、やめたあとにホームページがどうなるか
- ドメイン(ホームページのアドレス)が誰の名義になるか
月額や契約期間の見方は月額制のホームページ制作を比較|見るのは契約期間と解約後に、名義の確かめ方はホームページのアドレスは誰のもの?契約の名義を確認するにまとめています。
あとは、自分と同じ業種の制作実績があるか、メッセージの返事が分かりやすいか。
5社と話してみると、金額だけでは見えなかった相性の差が、意外とハッキリ分かります。
まとめ:頼み先に心当たりがないなら、まず5社
ホームページ制作を頼むことは決めたけれど、比べる相手がいない。
そんな方は、比較ビズで5社から見積もりを取るのがおすすめです。
無料で、契約の義務もなく、制作会社からの電話も断れます。
依頼の中身は公開されるので、会社が特定される書き方だけは避けてください。
見積もりを並べてみると、最初の1社の金額が高いのか安いのか、自分で判断できるようになります。




