ワランティ社が運営するスマホケは、月額わずか100円から加入できるスマホの保険です。
必要な補償だけを選択でき、フルオプションでも月額400円という安さ。
スマホデビューしたばかりのお子さんなど、まだ端末の扱いに不安が残る場合でも、スマホケに入っておけば安心感が違います。
この金額で画面割れや水漏れ、修理不能であっても最大で年間10万円までの保険金が受けられるという手厚さから、モバイル保険の中でも人気が高まっています。
この記事では、スマホケの評判や保険加入できる人の条件、保険金請求の手順までを詳しく解説します。
記事のポイント
- ユーザーによるリアルな評価と体験談
- スマホケの運営会社ワランティ社の評判
- スマホケの料金プランと補償内容
- 保険金請求時の自己負担金額や請求手順
スマホケの評判と特徴
- スマホケ加入ユーザーのリアルな体験談
- どんな保険かザックリ解説
- スマホケの会社ワランティの評判
- iPhoneやiPadも加入OK
スマホケ加入ユーザーのリアルな体験談
スマホの保険「スマホケ」はまだ開始から日が浅いサービスなので、実際に加入しているユーザーの体験談を見つけるのには少々苦労しましたが、いくつか見つけました。
その中から、特にスマホケへの加入を迷っている人にとって気になる点が分かるような、参考になりそうな口コミやレビューをピックアップしてみました。
仕組みが分からん。
どうやって請求するのかとか。
着眼点はええけど。— ひろりん (@hrkwsotk123) October 13, 2022
失礼します
今日この保険入りました
ホームページに載ってますが
請求は実際に購入した場所やメーカー等に修理を出して自分でお金を払います
その払った金額をスマホケに請求するみたいです— Maple(ぷる)とアスス🐈 (@maple_kame) October 17, 2022
試しに入ったスマホケ、あの財務内容にも関わらず迅速に保険金振り込まれててすごい
— ア ス ファ ノレ卜 (@riiiiiiiiiiiisk) March 21, 2023
どんな保険かザックリ解説
スマホケは、スマートフォンを主に、タブレットやゲーム機、スマートウォッチなど専用の保険サービスです。
月額100円から加入可能で、Andoroidユーザーだけでなく、iPhoneやiPadなどのApple製品ユーザーも加入できます。
運営会社
スマホケは、2021年に設立された「ワランティ少額短期保険株式会社」によって運営されています。
プランと手続き
ネットだけで申込みが可能なのが人気のポイントで、補償は申込み完了日の翌日午前0時から開始されます。
保険金の請求も解約も、全てオンラインのみで完結するという手軽さ。
これが携帯キャリア会社のスマホだったりジムの会員などだと、申し込むのはネットで簡単に済むのに、なぜか解約するときだけは実店舗に行かなければ受け付けない、なんてことがよくありますよね。
スマホケは、契約の解除もネット上だけで済むのは嬉しいですね。
メリット
- 未成年でも中古端末でもSIMフリーでも、誰でも保険に入れる
- 月額100円から必要な補償オプションを追加できるシンプルな料金プラン
- 補償額は年間最大10万円まで
- 申し込みから保険金の請求、解約までもがオンラインだけで完結
デメリット
- 保険金を請求する際「故障プラン」以外では、5000円の自己負担金額がある
- 補償の対象となるかどうかが分かりづらい
基本のベースプラン以外では、免責金額として5000円が設定されいています。免責金額とは、言い換えると「自己負担額」のことです。
つまり、修理代金が5000円未満の場合は自己負担額の範囲内なので、保険金は支払われません。
5000円を超える場合は、自己負担である免責金額5000円が差し引かれた額が、保険金として支払われるということです。
また、バッテリー交換は補償対象外だったり、盗難は対象となるけれど、置き忘れなどによる紛失は対象外など、保険金が下りるかどうかには細かく規定があります。
「補償されると思っていたのに対象外だった!」とならないよう、あらかじめ目を通しておきましょう。
スマホケの会社ワランティの評判
スマホケの運営会社である「ワランティ少額短期保険株式会社」は、まだ2021年に設立したばかりで、サービス開始も2023年の7月28日と歴史が浅いため、良くも悪くも目立った評判は見つかりませんでした。
現在のところ、ワランティが提供している保険商品はスマホケのみですが、親会社である「株式会社Warranty technology」は2012年に設立の、資本金を1億2,020万円持つ会社です。
こちらは様々な保証事業を行っている会社で、2012年に設立され、資本金は1億2,020万円です。修理や補修から物流やカスタマーセンター管理まで、ワンストップで受託・運営することを特徴としており、信頼性の高い企業体制を築いています。
ワランティ少額短期保険株式会社とは
スマホケは、ワランティ少額短期保険株式会社によって運営されており、この会社は2021年に設立されたWarranty technologyの100%子会社です。
ワランティ社は元々延長保証サービスで知られており、そのノウハウを活かし、新たな保険商品「スマホの保険」としてスマホケを開発しました。
スマホケのサービスは、ユーザー目線で考えられた手軽さが特徴で、サービスの加入や解約を含む全ての手続きがオンラインで完結することが便利な点であると、高く評価されています。
ワランティ会社概要
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | ワランティ少額短期保険株式会社 (株式会社Warranty technology100%子会社) |
代表者 | 代表取締役社長 松原 慎吾 |
所在地 | 東京都千代田区内幸町二丁目2番3号 日比谷国際ビル12階 |
事業内容 | 少額短期保険業【登録番号:関東財務局長(少額短期保険)第104号】 |
URL | https://wss.insurance/ |
スマホケ公式サイト | https://sumahoke.jp/ |
スマホケCM | https://youtu.be/3M0eyFHuHYw |
iPhoneやiPadも加入OK
スマホケの保険はもちろん、iPhoneにも適用されます。Andoroidだけではありません。
とにかくiPhoneはどんどん端末価格も高くなっていますし、画面割れなんかしたら通常、数万円の修理費用が平気で飛んでいってしまいがち。
そんな時のためにも、スマホケに入っていれば安心ですね。
Apple純正の保険「Apple Care」と比較しても、スマホケは保険料の低さと自分で選べるオプションの選択肢があることから、優位に立っていると言えます。
Apple Careは保険料自体も高く、それでいて柔軟性があまり高くないせいか、実際に加入率は低いようです。
月々100円からスタートできるスマホケは、iPhoneユーザーにとって修理代の心配を減らし、コスト面でも有利な強い味方となっています。
iPhoneのAppleCare+加入率は?
格安スマホ事業者の端末保証やAppleが提供する端末保証「AppleCare+」には「加入していない」が76.2%、「加入している」は23.8%となった。 加入状況は「端末保証のみ加入」している人が70.6%、「端末保証と保険どちらも加入」が21.3%、「保険のみ加入」が8.1%。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/2105/21/news134.html
スマホケ評判:補償されるのはどんなケース?
- 補償内容は自分で好きに選べる
- フル補償でも400円!シンプルな料金プラン
- 修理不能でも「買ったときの値段」で保険金が下りる
- 保険金の上限と自己負担金
- 保険金を請求する方法と手順
- スマホケに請求してみた人のレビュー
補償内容は自分で好きに選べる
スマホケの補償内容は、加入するプランによって以下のようにカバーされる範囲が異なります。
自分が必要だと思う保険内容だけをオプションとして100円ずつ追加することで、万が一の時に備えられます。
「故障」ベースプラン 100円(必須)
外部ではなく内部的な問題で、スマホが正常に動作しなくなってしまった場合に、修理費用が補償されます。
落下や衝撃などの外的な要因によって壊れた場合は、この「故障」プランの対象外です。次の「破損」オプションを付けることで補償対象になります。
「破損」オプションプラン+100円
オプションで「破損」プランを付けると、落下や衝撃などにより画面が割れたり、本体が損傷した場合に修理費用が補償されます。
通常使用によって生じるような汚れ、すり傷、シミ等は「破損」とは言わないので、補償の対象外です。
「水濡れ」オプションプラン+100円
水や飲み物などによって壊れたり、水没したりした場合の修理費用が補償されます。
「盗難」オプションプラン+100円
窃盗や強盗などによりスマホが盗まれてしまった場合に、保険金が支払われます。
申請には警察署の「盗難届出証明書」が必要です。盗難ではなく置き忘れや紛失のケースでは対象外となりますのでご注意ください。
フル補償でも400円!シンプルな料金プラン
スマホケの大きな特長は、自分に合わせた保険プランをカスタマイズできる点です。
最大で10万円までの補償が可能で、必要な補償内容を選んで加入することができます。
ベースプランが月額100円からスタートし、画面割れや水没、盗難対策などの全オプションを追加しても、月額400円と非常に経済的です。
修理不能でも「買ったときの値段」で保険金が下りる
スマホケでは、修理不能のときにも保険金として(10万円までと上限があるものの)スマホを購入したときの金額が受け取れます。
例えば10万円で買ったスマホが、何年も使用した後に壊れてしまったので修理に出したけれど「修理不能」と判断され直らなかった場合。
こんな時でも、買ったのが10万円のスマホならば、新品・中古の端末に限らず、10万円から自己負担額の5000円を差し引いた95000円が戻ってくる、ということです。これって凄いことですよね。
修理不能な場合の対応については、よくある質問ページ内の「Q6「端末の購入金額」とはなんですか?」の欄に書かれていました。
スマホケ公式HP「よくある質問」ページより
※保険金に関してのご注意
- 修理不能・盗難と判断された場合、購入金額は保険金額に関係いたします。
- 修理不能・盗難の保険金は、端末の購入金額を上限に1回の事故および1保険期間の通算で最大10万円の補償となっております。
では「端末の購入金額」とは何なのか?と言うと、これもスマホケ公式サイトの同じ箇所に記載されていましたので、以下に抜粋します。
スマホケ「端末の購入金額」とは?
「端末の購入金額」とはなんですか?
保険にご加入希望の対象端末をご購入の際に、端末に対してお客様がご負担した金額になります。
- 例① 80,000円の端末が割引で、60,000円になっていた。ポイントを10,000利用して、残りの50,000円は現金で支払った。
→端末の購入金額:60,000円- 例② オークションサイトで10,000円で落札しました。送料が2,000円かかった。
→端末の購入金額:10,000円- 例③ 残価設定クレジットで購入した。月々2,000円の36回払い。2年後に端末を返却するか決めていない。
→端末の購入金額:72,000円(2,000円×36回)
このように、スマホケでは修理不能時の保険金として、スマホの購入金額が補償されます。
これは本当に重要なポイントで、スマホが完全に使用不能になった際にも、ユーザーの財政的な負担を軽減してくれるのです。
保険金の上限と自己負担金
修理可能・不能・盗難に関わらず、補償として支払われる保険金の上限は、通算で年間最大10万円までです。
そして保険を使う際は、自己負担額として5,000円が差し引かれます。
新品でも中古でも、補償される金額の上限は「購入したときの端末の代金」になります。
保険金を請求する方法と手順
スマホケの保険金請求は、ネット上で簡単に行うことができます。
ここでは例として、盗難以外の故障や破損、水漏れで壊れてしまったケースでの手順を書いてみました。
※盗難については、警察への盗難届が必要となります。
【修理に出す前】スマホの状況を撮影
まずは修理に出す前に、壊れたスマホの損害状況がよく分かるように、スマホの全体などの写真を撮ります。
【修理に出す】正規店推奨
スマホケでは、修理に出す場所を「メーカーまたは正規サービスプロバイダ、携帯キャリアショップ」を推奨しています。
これは、それ以外の店舗での修理はダメということではなく、正規店以外で修理をした場合、修理後にメーカーまたは正規サービスプロバイダからサポートを受けられない場合がある、というのが理由のようです。
【修理後】修理報告書と領収証を用意
スマホの修理が完了したら、修理費用の領収書と修理内容が明記された「修理報告書(明細書)」をもらいましょう。
修理不能だった場合でも、その旨が報告書に記載されているはずです。
【保険金を申請する】必要書類を撮影
スマホケのマイページより、必要な書類を添付して保険金の請求を行います。
- 修理前のスマホの写真
- 修理費用の領収書
- 修理報告書(修理の内容が分かる明細)
必要な書類は申請内容によって異なりますので、詳しくは実際にマイページで指示に従い進めてください。
マイページから保険金の申請を完了すると、スマホケの方で不備などがないか審査が行われます。
審査は数日で行われ、完了すると審査結果が通知されます。
【審査完了後】保険金の受け取り
無事に審査を通過すると、保険金が銀行口座に送金されます。
保険金の受け取りは、銀行振込以外にもLINE Payやau Payがありますが、電子マネーでの受け取りには一部条件がありますので、銀行振込がスムーズかと思います。
スマホケに請求してみた人のレビュー
実際にスマホケ加入者が保険金を請求した際の体験談を見つけました。
金額も聞いていた通り、保険金が支払われるまでも早く、満足度は高いようですね。
昨晩申請してもう承認きたw
免責が5,000円あるので
全額保証じゃないんですが、
修理代21,780円に対して
保険金が16,780円にて確定。
最短で明日振り込むらしい( ゚д゚)#スマホ修理#保険#スマホケ https://t.co/ETcmwtIPsk pic.twitter.com/wMnLGG4997— ぱぱし (@koukunspapa) November 7, 2023
スマホケ評判:加入方法・解約方法
- 保険に加入するための審査手順
- 自分のスマホは加入できる?
- 保険料の支払い方法
- 解約もマイページからいつでも簡単
保険に加入するための審査手順
基本的に、日本国内で発売されたスマートフォン端末であれば、誰でも加入できるのがスマホケの特徴です。
携帯キャリア会社が提供する端末補償のように、新品購入時や新規契約時にしか加入できないものではなく、スマホケはいつでも誰でも、新品だろうが中古品だろうが、気軽に入ることが出来ます。
契約時には一応審査がありますが、ほとんどの場合問題なく通りますので、下記の手順で行ってください。
ページの一番下の方に「このプランで申し込む」という、申し込みボタンがあります。
step
1料金プランの選択
保険を掛けたい端末と、必要なオプションプランを選択します。
スマホ以外でも、パソコン、タブレット、スマートウォッチ、ワイヤレスイヤホン、ヘッドホン、ゲーム機などが対象端末です。
step
2契約者や端末の情報を入力
- お客様情報:契約する人と実際にスマホを使用する人の情報を分けて入力できるので、契約者が親で使用者が子どもなどにも設定できます。
- 製品情報:メーカー・製品名・モデル・購入金額・シリアル番号・IMEI番号など。
- 端末写真を添付:現在の状態が分かるよう、スマホの全体の全面と裏面を別のスマホなどで撮影してアップロードします。
複数台(2台目やその他の通信端末など)契約したい場合は、まず1台目の審査が通ってから追加申込が可能となります。
step
3契約成立!保険適用スタート
審査が完了するとマイページが発行され、翌日午前0時から補償が開始されます。
自分のスマホは加入できる?
スマホケの保険は、年齢制限やスマホの機種、新品か中古かについては以下のようになっています。
年齢制限
18歳以上であれば、誰でも自分自身で申し込み契約が出来ます。18歳未満で未成年の場合は、申込み手続きを行う際に保護者の同意書があれば、契約が可能です。
スマホの機種
スマホケの対象は、SIMフリースマートフォンや中古端末も含め、日本国内で販売されたスマートフォンであれば全て大丈夫です。
新品か中古か
新品のスマホはもちろん、中古で購入したスマホでも、いつでも加入が可能です。
保険料の支払い方法
スマホケの保険料の支払い方法は、現在のところクレジットカードでの月払のみです。
解約もマイページからいつでも簡単
毎月更新型の保険なので、解約にあたっての違約金の発生や、○年縛りなどのルールはありません。
また、某携帯キャリア会社ではよくあるのですが、解約した人は再加入が出来ないなどといった謎ルールもありませんので、不要になったタイミングでいつでも解約ができます。
解約はマイページからオンライン上だけで完結します。「解約の手続きをした日で保険期間が終了」と、非常に分かりやすいシステムです。
スマホケの評判まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 「スマホケ」はスマートフォンの保険サービス
- 保険料は月額100円からで、フルオプションでも400円
- Android及びApple製品、中古品、SIMフリー端末も対象
- 2021年設立の「ワランティ少額短期保険株式会社」が運営
- 保険申込み、補償請求、解約が全てオンラインで完結
- 補償額は年間最大10万円まで
- 一部プランで5000円の免責=自己負担金額が発生
- バッテリー交換、紛失などは補償対象外
- スマホケの公式サイトに補償内容の詳細情報あり